片平歯科医院 院長&スタッフブログ
2019.02.07
うがいについて
2月に入り、節分、立春は暖かかったものの、冬将軍が再び舞い戻ってくるそうです。風邪の季節はまだまだ終わりませんね。
さて、昔から言われていることですが、風邪予防には、”手洗いとうがい”。
私も風邪が流行する冬などは、外から帰ってくると、上を向いてガラガラと盛大にうがいをしていましたが、実ははこれだけでは不十分?
先日、うがいの研究者で、京都大学・健康科学センター長の川村孝教授が推奨するうがいのやり方が紹介されていましたので、皆様と一緒に確認したいと思います。
まず、お口に水を含んでのうがいをします。
いわゆる、歯医者さんで、「お口をゆすいでください」と言われてする”クチュクチュうがい”です。
実は私もやっていなかったのですが、最初にお口の中全体をしっかりすすぐことが大事なようです。
続いて、上を向いての”ガラガラうがい”。
声を出すなどして、今度は洗濯機のように口の中の水をかき回すようにします。
そして、もう一度、”ガラガラうがい”をします。
目安はそれぞれ15秒ずつ、外出から帰った後と、寝る直前に行います。 うがいには水道水で十分だそうです。
風邪予防のうがいも、ちゃんとやろうとすると、歯医者さんのうがいからスタートするんですね。
うがいをすると、お口の中がさっぱりして気持ちがいいので、つい歯ブラシを忘れそうになりますが、これだけでは十分に歯垢は除去できませんので、歯磨きは忘れずなさってくださいね。