片平歯科医院 院長&スタッフブログ
2016.06.22
歯科医院でのお薬について
年齢を重ねるに従ってお薬を服用する機会が増えてきます。
特にお年寄りの方は、若い人よりお薬をたくさん服用しておられる方がいますので、必要な時には、お薬とうまく付き合わなくてはいけません。
医薬品の使用に伴い治療目的に沿わない作用が現れることもあります。
それを副作用と言います。
副作用の原因の一つとして、たくさんの種類の薬を同時に服用することで、効き目が変化したり、思わぬ症状が現れることがあります。
これはお薬の相互作用によるものです。
複数の病気にかかっている場合、服用するお薬の種類が増えることで相互作用の起こる頻度が高くなります。
お薬のなかには食べ物と相互作用があるものもあります。
お医者さんから出ている薬は、必要があって出ているものなので、副作用を恐れるあまり必要なお薬を飲まないのでは病気は治りません。
副作用は薬を使用したら必ず出るものではなく、出る可能性があるものです。
御自身の服用している薬の事をよく理解し、お薬の説明書をしっかりお読みください。
歯科の場合、お医者さんの薬を服用しながら服用することがほとんどですので、特にお薬の相互作用に関して注意が必要です。
※歯医者を受診するときはお薬手帳をご持参ください。
※かかりつけ薬局があれば受診時にお知らせいただくと助かります。
※今まで服用して(使用して)異常があったお薬の名前を受診時にメモでお伝えいただけると助かります。
※持病に関して受診時に申告お願いします。(問診票にも記載いただきますが)。
※授乳中の女性も申告ください。
※サプリメントを使用中の方もお伝えください。
※お薬を出してもらっている病院やお医者さんの名前(診療所の名前)もお伝えください。
場合によっては歯科治療の注意点に関してかかりつけのお医者さんに患者さんの了解を得てお問い合わせします。
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