片平歯科医院 院長&スタッフブログ
2017.06.22
6月22日、今日は何の日?
一般にはあまり知られていないと思いますが、今日、6月22日は学校歯科医の日です。
1920(大正9)年に改正された「学生生徒身体検査規程」において、歯科医師による学校歯科検査が行われるようになり、
1931(昭和6)年6月22日に「学校歯科医及幼稚園歯科医令」が公布され、学校歯科医が誕生したのを記念に、この日が学校歯科医の日となりました。
私も和泉市立北松尾小学校で校医を務めさせていただいており、
昨年11月には東京で開催された全国学校歯科保健大会に参加してまいりました。
大会は、主題《「生き抜く力」をはくくむ歯・口の健康づくりの展開を目指して》のもと、
「明るい笑顔で未来をつくる学校歯科保健活動」を副題として開催され、池上彰氏による記念講演、学校歯科保健団体及び個人、全国学校歯科保健優良表彰受賞校、ポスター発表などがありました。
普段は開業医として、地域の皆さまの治療をさせていただく立場にありますが、
校医として、教育の現場に関わり、如何に役割を果たすか、教育の場での虫歯との取り組みの歴史やその変遷も勉強させて頂きました。
身近な健康を考える題材としてのむし歯や歯ぐきの病気は、健康教育のなかで具体性があると同時に、理解しやすい絶好の題材であり、子供たちに健康教育や生活習慣の大切さ、自分を大切にすること、他人を思いやる気持ち、
自己健康管理能力を育てることに多いに役立つであろうというとが再認識できました。
歯科検診のシーズンでもある6月、児童のみなさんの検診を通してしっかり役割を果たし
お役に立てればと思っております。