片平歯科医院 院長&スタッフブログ
2016.01.15
くさび状欠損とは?
くさび状欠損は、歯の歯頸部(しけいぶ;くびれ部分)に起こるくさび状にえぐれた部分のことを言います。[写真左]です。
正常な状態は[写真右]です。
歯磨き粉をたくさん使って、強い力で横磨きすることなどにより、エナメル質が削れ、歯の神経近くまで及ぶことがあります。
よくある症状としては、
歯がしみる、ずきずき痛む、歯ブラシがあたるとピリピリするなどがあります。
主な原因としては、
不適切なブラッシング方法、不正なかみ合わせ、歯きしり、食いしばり、歯の汚れ(プラーク)などがあります。
不正なかみ合わせや、歯ぎしり、食いしばりがあると、
歯の歯頸部に大きな力が加わり歯に小さな傷ができ不適切なブラッシングの人は、さらに歯が削れることによってさらに状況を悪くしてしまいます。
処置方法としては、歯のかみ合わせの調整、正しい歯の磨き方にする、くさび状欠損しているところを治療し歯の形を修復することなどです。
症状が出ましたら当院までお気軽にご相談ください。
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